尼崎あきんど倶楽部のロゴマークに関する一部報道に対する当倶楽部の見解と今後の対応について
2017年4月25日
今般、当倶楽部のロゴマークが「近松のまちあまがさき」のシンボルマークを流用したかのような報道がされました。
しかしながら、当該報道については、一部事実誤認も見受けられますので、本件の経緯についてご説明をさせていただきます。
当倶楽部のロゴマークが策定されたのは今から20年ほど前になります。
策定時、尼崎市との間で明確な文書でのやり取りはありませんでしたが、尼崎市から当倶楽部のロゴマークについて類似性が指摘されることはありませんでしたので、当倶楽部は尼崎市からロゴマークの使用について了解を得たものと理解しておりました。
その後、尼崎市から平成25年頃に当倶楽部のロゴマークに関し、近松のシンボルマークとの類似性に関する指摘がありましたが、当時の指摘は使用の差し止めやロゴマークの変更を求めるようなものではありませんでした。
そのため、当倶楽部はその後もロゴマークを記載した記念品を市役所内に掲示するなどしましたが、その際も尼崎市から特段指摘を受けることもありませんでした。
ところが、平成28年、尼崎市市制100周年のロゴマークを市議会議員がパロディ化したことが公になったことをきっかけに、尼崎市から当倶楽部のロゴマークと近松のシンボルマークの類似性が指摘され、ロゴマークを変更するように求められました。
当倶楽部は当初、尼崎市から当倶楽部のロゴマークについて承諾を得たものと理解しており、変更の必要性はないと考えておりました。
もっとも、当倶楽部としても、ロゴマークの使用の承諾に関する文書がなく、尼崎市と当倶楽部双方とも当時の担当者が退職もしくは退会してしまっているなどの事情があること、当倶楽部が尼崎市の発展に寄与することを目的とする団体であり、尼崎市との間で混乱を引き起こすことを望むものではないことから、平成29年2月7日、尼崎市との間で協議を行い、今後の混乱を避けるために、当倶楽部が新たなロゴマークに変更することで双方が合意するに至りました。
現在、当倶楽部では、尼崎市との合意に基づき、法律の専門家の意見を踏まえて変更作業を進めているところです。
なお、上記尼崎市との合意では、平成29年3月31日以前に当倶楽部において製作したグッズ(幟、法被等)については、ロゴマークを変更することなく使用することが認められております。
本件の経緯は以上のとおりであり、一部メディアで報じられている内容は事実と一部異なるところがあり、当倶楽部としては、本ホームページを通じ当倶楽部の見解と今後の方向性について公表するものでございます。
上記のとおり、今後当倶楽部では法律の専門家の意見を踏まえて新たなロゴマークに変更する作業を行っております。
新ロゴマークが決まりましたら当倶楽部のHPでご案内をさせていただきますが、当倶楽部では新たなロゴマークに変更した後も、メンバー一同が気持ちを新たにし、今まで以上の事業活動を行ないながら、尼崎市の活性化に取り組んでいく所存でございます。関係各位の皆様方におかれましては、なお一層のご支援ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
平成29年4月25日
尼崎あきんど倶楽部
会長 下境田 耕治